OBSERVATION LOG — 011
波の高さだけじゃない――うねりと風浪の違い
波高1mと聞いて、穏やかな海を想像するか、乗りにくい海を想像するか。それは「波高」の内訳を知っているかどうかで変わる。
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うねり
遠くの海域で発生した波が伝わってきたもの。周期が長く、規則的で乗りやすい波になりやすい
💨
風浪
今、その場で吹いている風によって直接作られる波。周期が短く、不規則でザワついた海面になりやすい
「波高」は、この2つを合成した数字
天気予報でよく見る「波高◯m」という数字は、実はうねりと風浪を足し合わせたもの。同じ波高1mでも、うねり主体の海と風浪主体の海では、実際の乗り味・釣りやすさがまったく違う。うねりが主体なら比較的穏やかでリズムがつかみやすく、風浪が主体だと海面が乱れて不安定になりやすい。
周期の長さが「乗りやすさ」を左右する
うねりは周期(次の波が来るまでの時間)が長く、10秒前後になることも珍しくない。周期が長い波ほど、力強くまとまりのある波として届きやすい。一方、風浪は周期が短く、5秒未満になることも多い。周期の長い波の方が、サーフィンでは狙い目とされやすいのはこのためだ。
釣りの場合、風浪が強い日は海面が波立って仕掛けが安定しにくい。うねりだけが残っている日の方が、実は釣りやすいこともある。波高の数字だけでなく、うねりと風浪の内訳まで見ておくと判断の精度が上がる。
風が止んでも、うねりはすぐには収まらない
風浪はその場の風が止めば比較的早く収まるが、うねりは遠くの海域で発生したエネルギーが伝わってきているため、現地の風が穏やかでも、しばらく残り続けることがある。「今日は無風なのに波がある」という状況は、うねりが主体になっている典型的なケースだ。
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うねりと風浪の内訳は、WEATHER TILESでそのまま確認できます。
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